MASA日記

働き方、お金のこと、趣味のこと、ニュースなど、徒然なるままに書いています

【特集】600日という日数

9月23日 月曜日 【特集】

 

おはようございます。

唐突ですが、600日という日数を聞いて、短いと思いますか?長いと思いますか?

ここ数日は秋風が心地よく、気づけば近所の土手には彼岸花が咲いています。600日前といえば、昨年の彼岸花の時期を遡り、酷暑も遡り、桜咲く春も遡り、まだ寒さ厳しい冬にまでたどり着きます。わたしとしては長いと思います。

 

実はこのブログ、本日で600日継続投稿という節目を迎えました。

ものぐさなわたしが、よく600日も連続投稿を続けたものだと、我ながら感心します。

わたしの性格からして、毎日の日記など続くはずもなく、実際に新年に思い立って日記を始めても三日と持たないことは過去に何度もありました。日記は日々の出来事想いを綴るものですが、それを続けるほど心動かす出来事が毎日あるわけでもなく、結局はあっという間に日にちだけが経つ、そんな人間なのです。

しかし、毎日に何か節目をつけようと思い立ったとき、このブログという手段は最適でした。手書き自体は嫌いではないのですが(むしろ仕事上は手書きで手紙を書いたりしますが)、こと日記ともなれば、簡単かつ短時間で修正し仕上げるブログは便利です。

そしてこれを継続しなければ意味がないと思ったとき、日記のように出来事を記すのではなく、自分が関心がある内容ならば、きっと嫌でも書くことになるだろう、と。

 

結果として、自分の関心に基づいていくつかのテーマを設け、曜日ごとに割り振って確立したのが現在のカタチなのですが、最初はとても苦痛でした。

まるで仕事のノルマのように、曜日ごとにテーマに沿って書かなければいけないのですから。むしろ自分自身を縛ってしまった後悔のような気持ちも持っていました。

それでも、何か一つくらい日課のように続けてみようと試行錯誤しているうちに、いつしか、田舎の片隅で自己満足のために書いているこのブログにも、読者の方が見えるようになり、今では毎日130~150程度の平均アクセスに成長しました。

瞬発力はありません。膨大なアクセス数も無ければ、熱狂的なファンもいません。

 

人知れず土手に咲く彼岸花のように、ひっそりと、気づけば600日継続となり、気づけばアクセス数も読者登録も増えていたというのが正直なところです。

ブログによって広告収入を得る目的も無く、本当にルーティンのために自己満足で書き綴っているだけの内容です。土手の散歩中に、ふと彼岸花を見つけた。あくる日も、そのまた次も。そんな軽い気持ちで、このブログを読んでくださる方が今後もいてくださるならば、わたしに大きな原動力となることでしょう。

 

やがて冬が到来し、寒さ和み、菜の花が春の訪れを教えてくれます。そんな巡り来る季節を経た来年の今頃、まだこのブログは継続しているのかさえ分かりません。

ただ、少なくとも今の時点では、こんなブログを読んでくださる皆様には感謝を持ち、書き綴って行こうと思っています。

どこまで続くのかはわたしにも分かりませんが、よろしければ引き続き、宜しくお願い致します。そんな今日は秋分の日ですね。

今日は何の日?~9月22日編~

9月22日 日曜日 今日は何の日?

 

おはようございます。

西日本には台風が接近していますね。九州・中国地方など、進路にあたる地域の皆さんは、くれぐれもご注意ください。

プロ野球は、セ・リーグで巨人が優勝しました。DeNAも善戦しましたが、直接対決で連敗した時点で力の差があったということでしょうか。セ・パともに3位争いも熾烈で、とりわけわたしが応援する中日は、このところ好調を維持し、昨日は2桁得点まで記録して3位広島との直接対決2連戦に乗り込むのですが、ちょうど台風の影響を受ける予報です。試合開催は分かりませんが、自然には勝てません。ただ、少なくとも今季はここ数年で最も面白かった1年でしたし、来季以降に期待も持つことができました。

 

そんな9月も下旬に差し掛かった「今日は何の日?」です。

 

9月22日 = カーフリーデー

だそうです。1997年にフランスで始められた運動が世界に広がったもので、都市中心部でマイカーの利用を抑制することで、交通や環境、都市生活とクルマの使い方を考える日とされており、日本では2004(平成16)年から本格的に実施されています。

 

全世界では54か国・2792都市で実施されており(2018年)、2019年、日本では13都市がカーフリーデーを実施する予定になっています。

 

クルマは技術も進み、かつてのように都市環境問題の大きな一因となるようなものではありませんが、現在では別の側面で問題も出てきているように感じます。

たとえば高齢ドライバーが絡む事故が後を絶たない、煽り運転のような(犯罪レベルの)行動にクルマが用いられる、歩かないことによる健康阻害などです。

 

わたしは、ピンチチャンスだと思っています。これが無ければ生活が成り立たない!と、クルマありきで物事を考える限り現代のクルマ社会の問題は解決されません。しかし、特に都市部に住む若年層がクルマを必要としていないように、クルマが無い生活、あるいは誰もが公共交通機関を便利に利用できる生活を整備するか、社会全体で考える時代が来ていると思います。

クルマを使えないという制限がある中で、人は知恵を絞り、解決策を講じ、それに妥協していくので、そういうチャンスの日と捉えることもできると思うのです。

都市としてのカーフリーデーもそうですが、個々人のカーフリーデーも実施してみる、そんな社会問題を考える一日にするのも良いかもしれません。

気になるニュース 9月14日~9月20日

9月21日 土曜日 気になるニュース

 

おはようございます。

昨日夕方の駅からの帰り道、どこからともなく野焼きする香りが鼻先をかすめました。現在では原則として禁じられている(廃棄物の処理および清掃に関する法律)野焼きですが、農業等での例外は認められています。

風が運んでくる匂いは、季節の移ろいを知らせてくれました。

そんな秋を感じた今週の「気になるニュース」です。

 

■ 「池の水ぜんぶ抜いたら絶滅危惧種発見」(福井新聞 2019年9月16日)

福井県大野市右近次郎のとねき沢公園内にある「殿様清水」という池で、地域住民や子どもたち総勢およそ100人が参加し、水を抜いた清掃作業を行いました。

まるで某テレビ局の番組名を連想させる「大野版!池の水ぜんぶ抜いてみた」というこの企画では、初めて水を抜いての清掃作業が行われました。

その結果、クロメダカやヨシノボリ、ドジョウに加え、絶滅危惧種に指定されているニホンイシガメも発見されたようです。

その名のとおりお殿様のご用水だったという殿様清水、これからもこれら稀少な生物にとって、そして地元の方々にとって、大切な場所として守り続けて欲しいですね。

 

■ 「ダンゴムシのふんに抗カビ効果」(朝日新聞デジタル 2019年9月15日)

佐賀県で開催された全国高校総合文化祭「2019さが総文」で最高賞に輝いたのは、島根県出雲高校2年生の片岡柾人さんです。

その発表されたダンゴムシの研究IX~カビを抑えるフン常在菌を探る!~」の名のとおり、ダンゴムシに関する発表なのですが、ダンゴムシ研究歴10年と言いますから、筋金入りのダンゴムシ研究だと言えそうです。

ダンゴムシのフンに抗カビ効果があること自体知りませんでしたが、この効果はカビの発生前後を問わず確認できること、さらに抗カビ物質が揮発性であることが実験で確認されました。こうした研究結果はまだ事例が少ないそうで、いつの日か、彼がダンゴムシ研究の、あるいはカビ研究の分野で知られる存在になるかもしれません。

我が家の玄関先もダンゴムシが毎日行き来していますが、自然界における大切な役割を果たしているのですね。

 

■ 「埼玉県民のトラウマ?謎のカッパ看板」(Jタウンネット 2019年9月16日)

恐ろしい顔のかっぱが水から頭を出し、「このへんはこわいぞ」と書かれた看板は、その年季の入り具合から、さらに不気味さを増しています。

日本三大農業用水とも称される「見沼代用水」の流れる埼玉県白岡市に、この看板はあるのだとか。たしかに画像で見る限り、この看板を見ると夢に出てきてうなされそうな怖さを覚えます。管理する独立行政法人水資源機構によると、設置は1971(昭和46)年~1975(昭和50)年にかけてと思われ(正確な記録は無いそうです)、埼玉県や群馬県の3つの用水路で”残っている場所であれば”見られるという稀少な看板です。

それにしても頭の皿も真っ赤、ホラーテイスト満点の看板、トラウマになりそうです。

 

■ 「紅葉目前なのに…奥入瀬の名瀑」(デイリー東北 2019年9月20日

わたしの住む関東地方でも秋の気配を感じる中、さらに一足早く秋が訪れるであろう東北地方の名所、青森県奥入瀬渓谷の銚子大滝異変が起きています。

本来は激しい水の音と水しぶきが、周囲の景色とともに織りなす渓谷美が人気の観光地ですが、今年は春先からの降水量が例年の6割程度にとどまり、ダムからの放水量が制限されていることが名瀑の迫力不足の原因となっているのだそうです。

国内外から観光客が訪れる奥入瀬渓谷の名所だけに、紅葉の時期に迫力ある名瀑を見ることができるのか、地元でも気を揉んでいるようです。

 

以上、「気になるニュース」でした。今日から3連休という方もいらっしゃるでしょう。心地良くお過ごしください。

マニアな小ネタの世界116 磯野家のギモン

9月20日 金曜日 マニアな小ネタの世界116

 

こんばんは。

 

日曜日18:30からフジテレビで放送されています、国民的アニメサザエさんマスオさん役を務める声優が、増岡弘さんから田中秀幸さんに交代して、はや1か月ほどが経過します。なにせわたしは、見始めたときには増岡弘さんの声だったので、いまだに新しいマスオさんの声に違和感を禁じ得ないのですが、これも時間とともに解消されてゆくことでしょう(実際、波平さんも慣れてきましたし)。

 

そんな磯野家については、サザエさんを見る見ないに関わらず、様々な疑問がネット上にも溢れています。そうした中、わたしが高校生の頃に発売された本が、本棚から見つかりました。「磯野家の謎」(東京サザエさん学会 1992年)です。

1982年に創設された、教員・編集者・学生らによる「東京サザエさん学会」は、過去の作品から様々な情報を分析し、それをこの本に纏めたのですが、当時かなり話題になった本ですから、懐かしいと思われる方も多いのではないでしょうか。

f:id:Masa_S:20190919193650j:plain

 

さて、今夜のギモンは、磯野家とフグ田家がなぜ同居しているのか、です。

マスオさんと言えば、サザエさんを妻に迎えながら、なぜか妻の実家(磯野家)で暮らすという、実質的には婿養子のような生活を送る不思議な存在です。

少なくとも、わたしがサザエさんを見るようになった段階では、既に磯野家の中に堂々と暮らしていましたから、疑問にさえ思わなかったのですが、この「磯野家の謎」にはその答えがしっかりと書かれていました。

 

問10「磯野家はなぜ3世代同居生活をしているのか?誰の希望でそうなったのか?」によると、結婚後しばらくは、マスオさんとサザエさんは磯野家を出て、近所で借家で暮らしていたそうですが、その借家の囲いをマスオさんがノコギリで切ろうとして大家に見つかったり、立ち退きを迫る大家をサザエが殴ってけがを負わせ、挙句は波平さんまで直談判に乗り込んできたそうで、ハッキリ言えばクレーマー一家の様相を呈しているのでした。結局は大家に強制退去させられ、近所にあった磯野家の一室に住みます。そう、アニメでもお馴染みの、玄関入ってすぐ左側にある一室ですね。

こうして否応なく3世代生活が始まったと書かれていますが、別居しようと思えばできるはずなのに、同居を選択したには理由がありそうですね。

その点について、この本には明確に記されていませんが、問9「磯野家の生活水準はどのくらいだろうか?波平とマスオは高給取りか、薄給か?」では、波平さんは同世代の平均以上の給与を得ながら(しかも役職無しの平社員で)、マスオさんは同世代の平均よりも低い給与だった(但し、手取り額しか分からないため、額面での比較ができないらしい)ようで、現実的には別居という選択肢を選べる経済状況に無かったのかもしれませんね。だからこそ、囲いさえ朽ちているような借家しか借りられなかったというのが、マンガの中での事実なのかと思います。

 

こうして、毎週見ていると、義理の父親(波平さん)と上手に暮らし、3世代7人がほのぼのと暮らしている磯野・フグ田家が、実は深い闇を抱えていることを忘れていました。ということで、この本をもとに、また気まぐれに磯野家のことを調べます。

おとなの学習帳31 言葉の不思議vol1

9月19日 木曜日 おとなの学習帳31

 

こんばんは。

隔週木曜日テーマ「おとなの学習帳」では初となるミニシリーズを開始します。「言葉の不思議」です。日頃何気なく使う言葉の中に、ふと立ち止まって考えてみると、なんだか混乱してしまう不思議な言葉があります。

その言葉について、わたしなりの疑問や仮説、調べた結果を纏めるコーナーです。

第1回目は、「ごめん」です。

 

■ 不思議のはじまり

事のキッカケは、ある女性のお客様との電話終わりに、自分が発した「ごめんください」の一言でした。「失礼します」ほど硬くないこともあり、その言葉が自然と出たのですが、この言葉、お客様のお宅に訪問した際も発することに気づきました。

電話を終えるときにも「ごめんください」、訪れて挨拶するときも「ごめんください」とは、この言葉は変幻自在な気がしたのです。

日本語は難しいと言われますが、かくもシチュエーションが真逆な中で同じ言葉を使うとは、外国人が苦慮するのも無理ないと思いました。

 

■ 仮説

せっかく疑問に思ったので、調べる前に自分なりの仮説を立ててみました。

「ごめん」という言葉に漢字を当てはめるとき、「御免」が一般的ですが、もとは「御面」もあったのではないか、という仮説です。

つまり、失礼する(退去する)ときは許しを請う意味で「御免ください」であり、訪問時はお顔を拝借する意味で「御面ください」であったものが、いつしかひらがな表記が一般的となり、まったく同じ言葉(音)にも関わらず、違う場面で使われるようになったのではないか、という筋立てです。

 

■ 結論

しかし、いざ調べてみると、「御面」という文字はどこにも見当たらず、ひたすら「御免」だけが登場するのみです。

どうやら、本来は、許す人を敬う表現として用いられていた「御免」なる言葉があり、それが転じて、許しを求めたり、相手の寛容を求める意味に広がったようです。

たしかに訪問時は、相手の手を止めて時間を割いてもらう点で許しを求めますし、退去時は話を打ち切って終了する点で許しを求めます。いずれも、相手の許諾を求める点は共通項ですから、その一点をもとに、真逆な場面でも同じ言葉を用いるのでした。

「御免」は、「免じる」の丁寧な言い回しだということですね。

 

■ 備考

ところで、「御免」と聞くと、今は既に死後と化した「御免あそばせ」なる言葉がありますね。相手の許しを請う「御免」は理解したとして、その後に「あそばせ」とつける意味がよく分かりません。しかも、やや金持ち風で嫌味な言葉にも感じられます。

「~あそばせ」は、「~遊ばせ」からきているようで、「~なさる」「~なさいませ」のさらに上を行く尊敬語なのだそうです。この言葉は、明治の鹿鳴館などでよく用いられたそうですが、もとは江戸の芸者言葉だったとのこと。

鹿鳴館といえば、外国との社交の場でしたから、それなりに地位のある人々の集まりの中で用いられたわけで、この言葉自体が高貴で、ときに嫌味な香りがするのも、それゆえなのかもしれません。

 

以上、「ごめん」という、日常的に使い、かつとても便利な言葉について、脳内整理をしてみました。日本語って難しいですね。

【特集】がんという病気

9月18日 水曜日 【特集】

 

こんばんは。

最初に簡単な告知です。毎週水曜日テーマ「諸国銘菓を江戸で買う」は9月いっぱいお休みし、10月より残り26府県をご紹介してまいります。水曜日を楽しみに(そんな方がいるのか?)このブログを覗いてくださった方、申し訳ありません。

また、先にご案内のとおり、お陰様でこのブログの通算アクセス数が50000を超え、最近では毎日130~150のアクセスで安定推移するようになりました。読者の皆様には感謝、感謝の気持ちでいっぱいです。通算アクセス数が10000増加するごとに組んでまいりました【特集】を、今回は9月30日~10月4日の合計5日間、秋の改編期にかけて組む予定です。「50000だヨ!全カテ集合」(仮称)として、長寿カテゴリーを中心にした投稿となる予定です。よろしければ、そちらもご覧ください。

 

さて、今夜は、日本人の2人に1人と言われる「がん」という病気についてです。

なぜ急に取り上げるかと言えば、わたしの知人が健康診断を受けたところ、がんの疑いがあることが判明し、後日検査の結果、初期のがんであることが判明しました。

知人のがんはショックで、素人なりに調べたので、備忘録的に纏めてみます。

 

1 がんを知る

がん細胞は、なぜ増えるのでしょうか。

人間の体は約37兆個という細胞でできているそうで、細胞が古くなると新しい細胞に更新されるのですが、その際に更新エラーが起きてしまいます。その数は、健康体の人でも1日約5千個と言いますから、結構な数の更新エラーが発生しているのです。

更新エラーとなった、言ってみればコピーミスを起こした細胞は、正常に排除されて健康体を保つのが通常です。しかし、この排除処理が正常に行われないと、体内に更新エラーの細胞が増殖してしまい、やがて体内を蝕む存在となるのです。

この更新エラーの細胞が、がん細胞というものです。

よく、がん家系という言葉を耳にします。身の回りにがんに罹患した人が多い、自分も遺伝子的にがん罹患のリスクを抱えている、という意味合いでしょうか。

たしかにそれを否定する根拠は無いのですが、がん細胞の増殖する理屈を知ると、遺伝よりも、がんになりやすい原因が他にあるような気がします。国立がん研究センター「がん情報サービス」というサイトによれば、男性のがんの53.3%、女性のがんの27.8%は、生活習慣感染によるものと考えられているといいます。つまり、細胞の更新エラーを排除する機能を低下させたり、更新エラーを助長するような体内環境を作る状況があるということでしょう。代表的なものとしては、喫煙ですね。他にも、食生活運動不足、特定の病気の感染や、職業上の環境などが挙げられています。つまり、遺伝もあるかもしれませんが、後天的で、自分の生活を改善することで避けられる原因も多くあるということが分かります。

ちなみに女性の場合は、生活習慣が原因となる確率が男性のおよそ半分ですが、女性特有の性ホルモンが、がんリスクを上げる原因になっていると考えられており、そのために女性の中で生活習慣が占める割合が相対的に少ないだけで、決して喫煙や食生活などが悪影響を及ぼさないわけではありません。

冒頭述べたわたしの知人も、ヘビースモーカーであり、多忙のために食生活も乱れておりました。がんと判断されてからは煙草をやめましたが、後悔先に立たずですね。

しかし、上皮組織から発生するがんのうち、臓器の表面を覆う上皮内にがん細胞が留まっている(これを上皮内新生物)状態の場合は、基底膜を破っていないため転移のリスクが低いので、いかに早期発見早期治療をするかがその後を大きく左右します。

基底膜を破ってしまうと、リンパなどを通じて体内に転移してしまいますからね。

ということで、がんという病気がどのようなものか、なんとなく理解しました。

 

2 がんの治療

では、がんに対してどのような治療を行うのでしょうか。

がん治療は大きく分けて3つあります。手術療法化学療法放射線療法です。多くの場合は、これらを単独で行うのではなく、複合的に組み合わせて行うようですね。

がんと確定した後、手術前に化学療法(抗がん剤などでがん細胞を攻撃する)やホルモン療法(女性の性ホルモンを抑制する)で、がん細胞の働きを弱めます。

その後、がん細胞を体内から取り除く手術療法が行われます(発生場所や種類、進行程度によって無理な場合もあるようですが)。

退院後は、再び化学療法や放射線療法を用いた治療が続くことになります。最近では、がんになっても入院期間が短くなっており、1週間ほどで退院となったという話も聞きます(もちろん、がんの種類や程度にもよって違うのでしょうが)。むしろ、術後の通院が長くなる傾向にあるそうですね。

 

3 健康保険とがん

日本人にとって、身近な存在であるがんという病気は、それゆえに治療方法も進化を遂げているようです。たとえば手術療法をとっても、手術支援を行うダヴィンチ」というロボットが使われることで、開腹手術に比べて体の負担も少ない上、手の震えなどによるリスクも回避できるそうです。

また、放射線を浴びることが体にとって良くないことは想像に難くありません。しかし、従来からの放射線治療は、体の表面に近いほど線量が大きくなるため、原因となるがん細胞の手前にある正常な細胞への影響が大きく、副作用を引き起こしていました。これに対し、粒子線治療(陽子線治療重粒子線治療がある)では、がん細胞にピンポイント攻撃できるため、その他の正常な細胞への影響が飛躍的に減るそうです。

抗がん剤についても、嘔吐や脱毛といった、よく聞かれる副作用がありますが、最近ではこれらを軽減するよう、改良が施されているそうです。

また、ノーベル賞で一時期よく耳にしたオプジーボという薬は、人間が本来備える免疫力を回復させ、がん細胞を排除する力をつける、つまり免疫力を回復させる意味で免疫療法とも呼ばれ、上記3つの療法に次ぐ第4の療法として注目されましたね。

しかし、こうした先進的な技術や薬剤は、どうしても高額になるのが世の常です。

わたしもそう思っていましたが、日本人に身近な病気であることもあってか、がんの治療については、健康保険の適用(つまりは患者の3割負担)範囲が拡大しています。

【健康保険が適用されるがんの種類】

■ ロボット支援手術 

前立腺がん(2012年度~)、腎がん(2016年度~)、胃がん食道がん、直腸がん、肺がん、縦隔腫瘍、膀胱がん、子宮体がん(いずれも2018年度~)

放射線治療

小児がん<陽子線>、骨軟部腫瘍<重粒子線>(いずれも2016年度~)、骨軟部腫瘍<陽子線>、前立腺がん<陽子線・重粒子線>、頭頚部がん<陽子線・重粒子線>(いずれも2018年度~)

※個々に適用条件等がある場合もあるため、事前に医療機関に相談が必要です

※これら手術や治療が受けられる医療機関は限りがあるため、事前に確認が必要です

特に2018年度をもって、主要ながんに対するこれら先進的な治療が、健康保険の適用範囲に入ってきました。また、免疫療法の立役者であるオプジーボ薬価も、段階的に大きく引き下げられ、治療法の選択肢として現実味を帯びています。

こうして健康保険の範疇に入ると、つまりは患者の負担する金額が下がることを意味します(逆を言えば、健康保険制度の財政圧迫しますが)。一時的には大きなお金を支払っても、健康保険が適用されることで、高額療養費制度を使えるため、所得に応じた一定額を超えた部分が還付されるからです。また、企業によっては、企業の健康保険組合がさらに一定額を負担してくれるため、組合員の負担額が下がる場合もあります。

従来は、長期入院と相当な治療費を覚悟したがんという病気は、今では通院と健康保険を使った身近な治療へと変わりつつあるようです。また、2016年12月にがん対策基本法が改正され、企業も含めた、社会とがんの在り方も変わっています。

 

わたしとしては初めて、身近な知人でがんという病気を経験し、自分事と感じました。がんに対する対応が変わる中、自分でも色々調べた結果が以上のとおりですが、いかにがんを早期発見、早期治療するかが重要であるとともに、もし罹患した場合は、現代の流れに沿った治療、働き方に対処するか、自分でも考えるキッカケとなりました。

がん保険も見直してみようかな、と思った次第です。

 

素人の調べたこと、誤りもたくさんあるかもしれません。あくまで備忘録的な内容ですから、いざというときは必ず正確な情報を確認し、医療機関にもご相談くださいね。

乗り物131 在来線のはなしvol17~JR北海道~

9月17日 火曜日 乗り物131

 

こんばんは。

今夜の「乗り物」は、定期的に投稿しているJR北海道の話題です。

 

■ 赤字縮小も・・・

まず、2019年9月4日、2018年度と2019年第一四半期の線区別収支を発表しました。

営業損益では、札幌圏以外で対前年(2017年)比で改善したのですが、その要因は

・雪が少なく除雪費が削減された

・石勝線の夕張支線でお別れ乗車の利用者が増加した

という一時的あるいは自然に左右される不確定な要素が挙げられています。もっとも

減価償却費が減少した

むかわ町が高校へのスクールバスを廃止し、JR定期券助成に切り替えた

という比較的安定した要素もありますが、今後も大きく貢献するとは言えません。

不安な要素としては、札幌圏での赤字拡大が挙げられます。千歳線札沼線の高架橋修繕費が原因に挙げられていますが、広大かつ過酷な自然環境の北海道では、常に修繕費が嵩むリスクと隣り合わせの状況ですから、今後も赤字拡大の懸念は消えません。

 

■ エアポートの見直し

とは言え、札幌圏、とりわけ札幌~新千歳空港区間は、JR北海道にとっての稼ぎ頭ですから、ここでいかに収益を上げるかは重要です。

「乗り物」第70回でも触れましたが、将来的には新千歳空港駅大規模改修し、函館や帯広方面への導線を整備する計画があります。

そうしたことを見据える上でも、基本的に、現在毎時4本(15分間隔)で運転されている快速エアポートの輸送力向上は喫緊の課題でもありました。

これについては9月11日、エアポート車両の新製増備や信号機などの地上設備増強を行ない、2020年春から毎時5本(12分間隔?)へと増発が決まりました。

これに加え、空港アクセス利用と、沿線住民の足としての利用の棲み分けを図るため、増発されるエアポートのうち、朝の通勤通学時間帯夜間については、新札幌駅南千歳駅のみに途中停車する特別快速「エアポート」が設定されることになりました。

ようやくという気もしますが、エアポートの改善には期待ですね。

 

■ 新型気動車投入

また、設備投資の点では、新型気動車「DECMO」の投入が決まりました。

合計15両を営業投入し、老朽化著しいキハ40系の置換えを図ります。最初は函館本線長万部~小樽間に投入されることとなりそうで、山間を走るキハ40系が見られるのも残りわずかです。新型車両投入により、一時的には費用増加となりますが、メンテナンスや消費電力など、諸々の面ではプラスの効果が見込まれています。

 

しかし、赤字を生み続ける北海道新幹線や、依然として維持管理に膨大な費用が掛かる地方部路線の存廃など、厳しい課題が山積しています。JR北海道は民間企業ながら、一方で、住民の交通手段という大切な役割も担っています。今後の動向も注視したいです。