MASA日記

働き方、お金のこと、趣味のこと、ニュースなど、徒然なるままに書いています

今日は何の日?~6月25日編~

6月25日 日曜日 今日は何の日?

 

おはようございます。

わたしの住む関東は、朝からしとしとと雨が降り、梅雨らしい空模様です。テレビなどを見ていると、南九州や紀伊半島では雨脚が強いようですね。該当地域の皆さんは豪雨や落雷、土砂災害にお気を付けください。

 

さて。曜日テーマ「今日は何の日?」です。

6月25日は、指定自動車教習所の日だそうです。1960年に制定され、指定自動車教習所を卒業すると、免許取得時の技能検定が免除される改正道交法が施行された日です。

 

運転免許を取得したのが19歳でしたので、もはや20年以上前の話になりますが、お陰様で無事故・無違反を継続し、ゴールド免許が続いています。今年11月に更新が来ますので、再びゴールド免許を得られるよう安全運転を心掛けたいですね。

 

ゴールド免許のメリットは、安全運転者の証であることはもちろん、やはり自動車保険の更新時期に恩恵を感じます。無事故ですから等級が上がりますし、無事故割引やゴールド免許割引なども適用されるからです。保険は事故率に応じて保険料が決まるわけですから、安全運転を証明できれば保険料が下がるのは当然ですが、少しだけ得した気分になれるのも事実。あとは更新時の講習が短くて済むのも良いですね。

 

教習車は時代とともに変わってきましたね。わたしが取得した頃は、トヨタのコンフォート全盛期で、白いボディに教習所名が入ったコンフォートがそこかしこに走っていました。その後、生徒数減少に歯止めを掛けるべく、ベンツやBMWといった高級乗用車を使った教習で話題作りに励む教習所も少なくありませんでした。しかし、その頃にはバブルなど遠い昔、むしろ車離れが騒がれ始めていましたから、外国の高級乗用車を運転したいといったニーズは高かったとは言えず、あまり拡大しませんでした。

最近ですと、トヨタカローラマツダアクセラ、ホンダのグレイスといった、小ぶりなセダンに回帰していますね。ただ思うのは、免許証未取得の段階であの手の車を運転する場合、四隅の見切りが悪いのではないか、ということ。デザインの関係上、後方視界が悪かったり、ボンネット両端の視認性が悪かったりします。まずは感覚的に四隅を沁み込ませて免許皆伝となり、その後は車に応じて慣れていく方が良い気がします。

 

わたしは北海道で免許証を取得したのですが、印象的だったのは教習内容です。夏休みを使って通っていたのですが、北海道には”冬道教習”というのがあります。夏場に取れば冬道教習は回避できるだろうと思っていたらアテが外れました。

手稲という場所の特設コースに連れていかれ、アイスバーンの周回コースにスプリンクラーで水が撒かれており、まるでアイスバーン上の新雪を走っている状況が再現されているコースです。そこで急ハンドルを切ったり、道路脇の雪山に見立てたところに片輪を上げてどうなるか、あとは最近減ったポンピングブレーキなど、雪道での運転を体験させてくれるのですが、とにもかくにも恐怖以外無く、以降は絶対に北海道の冬道は運転しないと心に誓っています。

 

これから夏休みに入る大学生も増えてくるでしょう。とにもかくにも安全第一。自動車教習をしっかり受けて、安全運転を心掛けて欲しいです。

気になるニュース 6月17日~6月23日

6月24日 土曜日 気になるニュース

 

第5位 「サザエさんCM継続」(2017年6月23日 時事通信

これだけ経営危機に立たされ、事業が切り売りされているのを見るにつけ、東芝という会社は何をしている会社なのだろう・・・と思ってしまうほど、組織の弱体化を感じてしまいますが、これについてはなんだか一安心です。

やはり日曜18:30のサザエさんの提供クレジットに「東芝」という言葉が入っていないことは違和感があるんです。かつてはブランドイメージ向上に役立ったのでしょうが、今後、「東芝」という会社が生き残ってますよ!という音信にならないよう、企業の強化に繋がると良いですね。

そう言えば、最近、「東芝」に限らず家電メーカーの社歌を聞かなくなりました。これもまた会社のイメージを発信していたような気がするのですが。

 

第4位 「岩瀬、通算403セーブ目」(2017年6月23日 スポニチアネックス)

わたしが中日ファンだからどうしても気になるんです。

昨日行われた、交流戦明けの東京ドーム巨人3連戦の初戦。先発バルデス投手の好投が続き、1-0で迎えた9回は守護神田島投手が2死1,2塁のピンチを作ってしまいます。

巨人は代打の亀井選手(左打者)。わたしは亀井選手好きなんです、渋いですけど走攻守のバランスが取れていて。その亀井選手が告げられた場面で中日ベンチは、田島投手に変えて左の岩瀬投手を送り出します。そして。

岩瀬投手はシュートで亀井投手を二ゴロに打ち取り、ゲームセット。

岩瀬投手と言えば、主に落合監督時代に抑えを任され、400セーブという金字塔を打ち立てた紛れもない功労者です。ですが、ここ最近は不調に苦しむシーズンが続き、かつての面影に陰りが見え、限界説も囁かれるようになっていました。

しかし今シーズンは見事に調子を上げており、ついに昨日、2014年7月31日以来となる通算403セーブ目を記録しました。こんなに空いていたんだ・・・と思いますが、3年ぶりなんですね。でも、ここ一番ではベテランの安定感が頼りになります。

守護神が交替させられるようじゃいけないという田島投手の危機感や、2軍で再起を目指す浅尾投手の奮闘に繋がるといいですね。

何はともあれ、岩瀬投手、お疲れ様です!そしてやっぱり頼りになります!

 

第3位 「東尋坊、ドローン監視で自殺阻止 20代女性保護」(2017年6月21日 福井新聞

足摺岬東尋坊・・・日本には自殺の名所と呼ばれる場所がありますが、その東尋坊です。NPO法人「心に響く文集・編集局」が、小型無人機ドローンによるパトロール中に、自殺しようとしていたとみられる20代女性を発見し、19日夜に保護したそうです。

長時間、不審な動きを取っていた女性は自殺を否定していたそうですが、場所が場所ですし、岩場から覗き込むといった行動は、たしかに通常あまりしませんよね。

何はともあれ、一つの命が失われずに済んだことに安堵しますし、ドローンで監視という時代の変化にもちょっと驚きます。

 

第2位 ◆小林麻央さん死去(2016年6月23日)

どの記事というより、昨日、各報道機関が一斉に報じましたね。

愛らしい笑顔で親しまれた彼女が、34歳という若さでこの世を去りました。特に小さなお子さん2人が残されたことを思うと、ご本人が一番辛かっただろうと思います。

わたしは彼女を特に好きでも嫌いでもありませんでしたが、その懸命な闘病生活は自然と応援したくなりましたし、笑顔を発信し続けた気持ちの強さは凄いと思いました。

もっと生きていたい、生きなければならない若い命が、その想いと裏腹に失われることは、とても寂しいですね。心からご冥福をお祈りしたいと思います。

 

第1位 「上野のパンダの赤ちゃんは「雌」と判明」(2017年6月23日 産経新聞

締めくくりが寂しいニュースというのは嫌なので、あえてこちらを第1位にしました。

上野動物園ジャイアントパンダに生まれた赤ちゃんは、雌だったことが判明しました。パンダの出産から子育ては難しいと聞いたことがありますが、今のところきちんと育児もしており、赤ちゃんも順調に育っているようですね。

テレビでも映像を見ましたが、どことなくパンダの形になってきている気がします。何でもそうですが、赤ちゃんは可愛いですね。つい微笑んでしまいます。

こうした明るいニュースが増えるといいですね。

マニアな小ネタの世界 第15回~金券ショップの世界~

6月23日 金曜日 マニアな小ネタの世界

 

こんばんは。

小林麻央さんがお亡くなりになりましたね。気丈に闘病生活頑張っておられただけに、いつか良くなって、そしていつかまたあの笑顔をテレビで見せてくれる、そう思っていたのですが・・・。享年34歳、若すぎます。心よりご冥福をお祈り申し上げます。

 

さて、ここ最近、出張続きだったこともあり、金券ショップを覗く回数が多くありました。関西方面に行くには新幹線が便利ですから、どこが安いか見比べるのがちょっとした楽しみでもあり、新宿、池袋、そして新橋のショップを回りつつ比べました。

 

結論的に言えば、一番安かったのは新橋でした。さすがサラリーマンの聖地とでも言いましょうか、平成の時代にあって尚、懐を気にするお父さんの味方!な感じです。

日比谷口を出てすぐのニュー新橋ビルは、1階を歩くだけでもいくつもの金券ショップが軒を連ねています。特に東京~新大阪の新幹線回数券は人気のようで、各店舗、定価の横に書かれた販売価格は、幾度となく修正している模様。

少しでも安いものを求めるお客さんを惹きつけようと、100円単位で凌ぎを削っていました。わたしが2週間前に購入した某ショップは、定価13,690円(1枚あたり)のところ、12,300円でした。なんだ、たった1,390円かよ!と思うかもしれません。

たしかに、もう少し前から予定が組めるなら、おそらく新幹線+宿のパッケージ商品を購入するのが一番安いはずですが、急な出張となると、予約ができません。そこからの挽回策としての片道1,390円は、ちょっとしたお小遣いになるわけです。ちなみに復路の時間が読めなかったため、復路用に購入した自由席は12,600円でした。

 

池袋で一瞬、これに匹敵する安さのチケットがあったのですが、やはりお店の保有枚数が新橋の方が豊富だからか、在庫なしと言われてしまいました。

新橋は東京駅や品川駅に近いですからね。それだけ需要が高いのでしょうね。逆に言えば、少し離れている池袋などは、需要も新橋ほど高くないでしょうから、例えば期限間近のチケットを処分したいお店のニーズにはまれば、安く入手できるかもしれません。

 

反対にチケット売却も試してみました。売却したのは新幹線回数券ではなく、某動物園のペア入園券です。場所が都心から離れている上に、あまり人気も無いのか、ネットオークションで売りに出しているのを見ても、まったく買い手がついていません。

そこで、チケット流通量が多そうな新橋に出向き、またもやニュー新橋ビルに潜入。各店舗に提示して聞いてみると、「こちらは扱っておりません」「10円でよければ買取しますけど・・・」と、なんとも歯切れが悪い!いくらわたしが景品で貰った入園券とは言え、普通には1,500円以上するものを10円とは酷すぎる。当然売り出すときはそれなりの値をつけるくせに!と内心思いつつ、新橋を離れました。

逆に動物園が近そうな池袋に出向くと、店頭にはわたしを牽制するかのように、その動物園のチケットが500円で売られています。普通に考えて、買取は良くても半値だろうな・・・と思いつつ聞いてみると、「50円で買い取りますよ」とのこと。新橋より上がったとは言え、50円ってことは店は売値の1割で購入しているってこと、なんとなく納得できずに退散。他の店舗も「買取できません」などと色よい返事は得られず。

 

そこで大都会東京にあって、人の往来が一番激しい新宿に移動しました。

新宿と言えば大ガード付近などで金券ショップを見た記憶があったのですが、通り掛かった通路に偶然ショップを見つけたので、物は試しと聞いてみました。すると・・・「期限がもう少し長ければもっと上げられますが・・・これですと1枚400円になってしまいます」と申し訳なさそうに店員さんが。いやいや、十分ですよ!よその店舗は買い取らないだの10円だの、頑張って50円だのと言っているご時世に、400円とは良心的なお値段です。本来、1,500円以上するはずの入園券なのでそれでも安いと思うかもしれませんが、それまでの散々な値付けに辟易していたので、このショップが大好きになりました。そこで2枚を売却、800円で無事にリリースすることができたのでした。

 

御礼とは言いませんが、そのお店が売り切ってしまいたそうな6月30日期限のマックコーヒー券を60円で購入し、自分の中で「お互い様」な気持ちで立ち去りました。

 

買うとき、売るとき、どこが一番安く買えて、どこが一番高く売れるのか。頭の中で色々巡らせながらショップを巡るのも、出張の前の一つの楽しみです。

小さな旅 第13回~なるほど天晴れチェーン店!第3回~

6月22日 木曜日 小さな旅 第13回

 

こんばんは。

今夜ご紹介するチェーン店は、「スパゲッティーのパンチョ」です。パンチョと聞いて、ドラフト会議を思い浮かべるわたしは古い人間ですが、店名由来は知りませんけど、良い意味で昭和な味のスパゲッティーが食べられます。しかもガツンと!

 

◆店舗

現在、東京8店舗と埼玉1店舗の合計9店舗で展開されています。わたしは池袋と渋谷とに行ったことがありますが、少なくともこの2店舗は、凄く利便性が良い場所というより、少しだけ路地に入った場所です。2店舗とも地下にあるのですが、お昼時分は階段まで列ができるのですから、立派な人気チェーン店と言えるでしょう。

 

◆メニュー

メニューはシンプルです。基本は、ナポリタンかミートソースのみ。これにトッピングを加えたり、量を大盛りにしたりとアレンジするわけです。

入口の券売機で食券を購入するシステムですが、基本がナポリタンかミートソースなので、慣れればそれほど迷うことも無いと思います。

 

◆味は・・・

わたしはここのナポリタンが大好き!です。職場の連中数人も行ったことあるそうですが、おじさんたちはこぞって美味い!という評価でした。

そもそもパスタと言わず、スパゲッティーというあたりからして、ザ・昭和ですよ。しかもメニューは既述のとおり割り切りが良く、普通盛りでもボリューム満点です。

そして気取らないのは味も同じ。変なアレンジは無く、誉め言葉としてB級なんです!ツルンとかサラッという言葉とは無縁で、むしろ昭和の昔にフライパンで作ってたようなこってりした感じ、とでも言いましょうか。どこか懐かしく、思わず、スパゲッティーと言えばこれだよな!と納得してしまう味です。

 

◆キャンペーン

純粋なナポリタンだけなら690円なのですが、なんと明日6月23日から6月29日にかけ、ナポリタン・ミートソースが500円!!!という「500円キャンペーンWEEK」が開催されるそうです(渋谷店・御徒町店・秋葉原昭和通り口店は対象外のため要注意)。

しかも期間中に食事をすると、次回以降に使えるトッピング無料券1枚配布と言いますから、これは何度も足を運びたくなるわけです。

この記事を読んで、一度行ってみようかなぁと思ってくださった方は、是非500円キャンペーン実施店舗に行ってみてください。特に、ガッツリコッテリ好きなお父様方には馴染深い味だと思います。

ちなみにわたしはいつも、ナポリタンに厚切りベーコントッピング派です。

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保険 第18回~火災保険契約更新に想う~

6月21日 水曜日 保険第18回

 

こんばんは。

わたしは10年程前に木造戸建てを購入し、某社の火災保険(保険期間35年、一時払)に加入しました。居住開始が8月だったため、この時期になると火災保険のご案内が我が家に届くのですが、見るたびに想うことがあります。

あのとき一時払にしておいて良かった・・。

家を購入することは、一大イベントであり、財布の紐も緩みがちです。実際、わたしもその年は、主要な家電を新しくしたい!ソファも新調したい!挙句の果てには車も買い替えたい!と、1年でいくら使ったか分からない程の買い物をしました。その一環で、火災保険も一時払にしてしまおうと、最長保険期間だった35年で60万円程度を支払った記憶があります。60万円は確かに痛い数字でしたが、今となっては正解でした。

何度か触れておりますが、火災保険は保険期間が最長10年となりました。たしかに耐火・耐震といった構造強化による割引はありますが、一方で水災や風災といった自然災害も増えており、火災保険の保険料は上昇しています。損害保険各社の火災保険分野の収益も厳しい中で、10年後の保険料が安くなる保証はどこにも無いです。

むしろ、当時、一時払による割引も適用されましたから、長期的に見れば安定を手にすることができた、と納得しています。これは、生命保険の定期保険が更新のたびに保険料値上げになる不安と似ているのかもしれません。

また、現在加入している火災保険の会社から定期的に届く商品案内を見ても、わたしが加入した当時の保障内容の方がはるかにハイスペックです。

傷害により所定の状態になりバリアフリーに改修が必要になれば何百万円、鍵の盗難で鍵交換が必要になれば何十万円、緊急避難指示により仮住まいすれば1日あたり何万円・・・その他諸々が付帯されている、新価実損払の保険です。

あくまでわたしの例で、わたしの考え方ですが、今の時点で納得できるものであれば、可能な限り長期契約を締結しておくという選択肢を検討していただきたいのです。今後ハイスペック化、保険料引き下げがあれば良いですが、わたしの例を見ればそうなってはいません。不動産購入をご検討されている方のご参考になればと思い、書きました。

乗り物 第28回~東武東上線の人身事故に想う~

6月20日 火曜日 乗り物第28回

 

こんばんは。

 

今日は、”私鉄の中央線”と揶揄されるほど人身事故が多いとされる、東武東上線について思うところを書いてみたいと思います。

東武東上線では、先週6月12日は北坂戸駅構内での転落による人身事故、その3日後、6月15日にはふじみ野~上福岡間の踏切での人身事故、翌6月16日朝には駅構内での転落による列車遅延と、人身事故やその一歩手前の状況が1週間で3回も発生しています。

これほどまでに人身事故や遅延が多発する現状に、打開策は無いのでしょうか?

 

東武東上線とは?

東武東上線は、関東1都4県に総営業キロ463.3kmを誇る関東の大手私鉄である東武鉄道のうち、東京のターミナルである池袋を基点とする東上本線越生線の総称です。

もとは東上鉄道と東武鉄道対等合併した(存続会社は東武鉄道)ものですが、かつては「第二の国鉄」と呼ばれた東武鉄道の力は大きく、東京から放射線状に伸びる主要路線で唯一、JR(旧国鉄)が入り込めなかった場所です。

「東上」の名は、東京と上州(群馬県渋川付近)を結ぶ路線を目指すところに由来しますが、現実は埼玉県寄居までとなっています。

 

◆人身事故の多さ

まず、東武東上線でどれだけ人身事故が多いのか、2010年からのデータを紐解くと、全国鉄道会社の路線別ランキングにおいて、

2017年 14件 3位タイ<私鉄1位>(現時点)

2016年 17件 14位<私鉄6位>

2015年 30件 3位<私鉄1位>

2014年 37件 3位<私鉄1位>

2013年 38件 2位<私鉄1位>

2012年 35件 5位<私鉄1位>

2011年 22件 13位<私鉄3位>

2010年 36件 4位<私鉄1位>

と、2010年以降の7年間半で、常に上位に顔を出し、私鉄では6回も1位となっています。いかに人身事故が多いかは数字を見ればお分かりいただけると思います。

実際、わたしも仕事上で利用することが少なくありませんが、人身事故に至らない、踏切横断に伴う安全確認や、人身事故回避の緊急停止、対物事故もありますから、わたしが運転見合わせや遅延が頻発していると感じるのも無理はないところだと思います。

 

◆人身事故対策

もちろん、こうした事態に手をこまねいているわけではありません。たとえば構内の掲示物には、ホームドア設置、飛び込みを抑止する効果があると言われるブルーライトの設置、それに人的確認の徹底などが対策として掲げられています。

国土交通省の指針では、1日10万人以上が利用する駅での設置を基準としており、東武東上線で見れば、池袋駅和光市駅川越市駅がこれに該当します。既に和光市駅では稼働していますし、川越駅では整備中、池袋駅に加えて志木駅や朝霞駅でも2020年度末までに整備する予定を示しています。

東上線は、営業面で見れば、東上本線の営業係数第1位70.6、越生線が同第5位128.2と、東武鉄道における稼ぎ頭であることが分かります(2016年東洋経済記事)。この東武東上線で人身事故発生による損失が嵩み、沿線イメージの低下に繋がれば、東武鉄道のダメージも大きいと思われます。したがって、人身事故対策は喫緊の課題でしょう。

 

◆人身事故対策への疑問

わたしの疑問は、東武東上線に必要な対策の順位が違うのではないか、ということです。国土交通省の掲げる基準に該当する駅は当然だと思いますが、①速達列車の通過する駅のホームドア設置(特に複線区間)、②連続高架等による踏切の解消、が優先的に対処すべき課題だと考えるからです。

先のデータによれば、2010年以降の229件の人身事故のうち、ホームドア設置基準とされる3駅では合計6件(池袋駅3件、和光市駅2件、川越駅1件)しか発生していません。つまり残る223件はその他の場所で発生しています。

東武本線の速達列車は、池袋駅川越駅坂戸駅東松山駅以北の各駅に停車します。

次いで、成増駅和光市駅志木駅ふじみ野駅川越市駅が停車本数が多いです。

これらの駅では、速度が低めになりますので、事故発生確率が下がります。

利用者による飛び込みを考えれば、速度が高い通過列車に飛び込むことが”確率”が上がるため、上記以外の駅を選ぶことが考えられます。

また、旅客転落についても、停車本数が少なければホームに人が溜まるので、やはり速達列車が通過する駅ほど、転落リスクが高いと思われます。

そうした観点に立てば、むしろ速達列車が通過する駅で、複々線化されていない区間では、事故発生による影響が大きいことから、そうした駅こそ優先的にホームドアを設置していくべきではないか、と素人考えで思ってしまうのです。

利用者数が多い駅にホームドア設置は当然必要だと思うのですが、わたしは疑問を感じます。たとえば2017年発生の人身事故は、設置対象である駅で1件も起きていません。それはホームドアが設置されているからだろ?と言われるかもしれませんが、先程挙げた2010年以降の229件の人身事故のうち、ホームドア設置基準の駅は、池袋駅構内3件、和光市駅構内2件、川越駅構内1件の合計6件しか発生していません。この6件はいずれもホームドア設置前に発生しており、設置後発生していないことから、効果が無かったとは言いませんが、他に優先的に設置すべき駅があるのではないかと思うのです。

 

また、幾度となく踏切横断による安全確認があるとおり、踏切での人身事故多発も東上本線の一つの特徴と言えるでしょう。いずれにせよ、踏切解消に向けた連続高架化や、速達列車の通過駅へのホームドア設置が有効な対策と思われますが、現状ではこうした動きが確認できていません。あまり本腰を入れていないのでしょうか。

 

東上本線が”埼玉都民”の貴重な足の一つであることは間違いないと思います。和光市~志木は複々線化されており、人身事故の影響を緩和できます。しかし、志木以北で発生した場合、川越はJR各線を駆使すれば迂回できますが、志木~川越や川越市以北の利用者の足を直撃するため、やはりイメージ悪化になると危惧されます。

 

稼ぎ頭である東武東上線に、東武鉄道はもう少し抜本的対策を講じた方が良いのではないかと、思わずにはいられません。

歌謡曲 第28回~初恋~

6月19日 月曜日 歌謡曲第28回

 

こんばんは。

今夜お届けする歌謡曲は、

「初恋」(1983年2月25日発売 作詞・作曲・歌/村下孝蔵

です。村下孝蔵氏自体は知らない、という方も少なくないかもしれません。この作品がヒットした当時、健康状態が悪くテレビ出演も多くありませんでしたし、実は既に他界されているからです。しかし、曲を聞けば、知っているという方もいるはずです。

 

多くの歌手や有名人に、幾度となくカバーされたこの曲は、村下孝蔵という歌手の紡ぎあげた曲の世界が、いかに多くの人に響くものであったかを物語っていると思います。

桂歌丸師匠が、日本語の持つ力や魅力を説かれているのを芸能ニュースで見たことがあります。それと同じように、この曲は日本語が持つ繊細さで成り立っています。

初恋は誰にでもあり、好き、でも告白できない・・・そうした揺れ動く切なさと、みずみずしさを味わいながら成長していくわけですが、おそらく多くの曲では「好き」「愛」「恋」「Love」などという単語で表現して終わりになりがちです。

しかし、この「初恋」という曲は、曲全体を通じてそれを表現している気がします。

 

五月雨は 緑色 悲しくさせたよ 一人の午後は(1番)

夕映えは あんず色 帰り道一人 口笛吹いて(2番)

 

こうした情景描写から始まるあたり、どういう場面を描きたいかはっきりわかります。

 

放課後の校庭を走る君がいた 遠くで僕は いつでも 君を探してた(1番)

 

サビでも、きっと誰にも思い当たるフシのある場面がきます。

 

風に舞った花びらが水面乱すように 愛という字書いてみては震えてたあの頃(2番)

 

2番のサビは、少し触れれば壊れてしまうほど繊細な、初恋の心を、比喩を使いながら豊かな日本語の世界で表現しています。

 

こうした日本語の表現者村下孝蔵という歌手は、日本語を駆使した作詞力と、ギターやピアノの演奏力、そして澄んだ高音の歌唱力というバランスの取れた類稀なる才能を持ちながら、1999年6月24日、享年46歳の若さで他界しました。

しかし、彼の曲を愛するファンにより、6月24日は「五月雨忌」として、今も故人を偲ぶ日が続いています。その6月24日が、今年ももうすぐやってきます。