MASA日記

働き方、お金のこと、趣味のこと、ニュースなど、徒然なるままに書いています

時事の戯言38 健保組合

9月24日 月曜日 時事の戯言38

 

おはようございます。

月曜日テーマ「時事の戯言」です。本日取り上げるのは、9月21日付で朝日新聞が報じた健康保険組合の解散に関するニュースです。

 

■ 記事の概要

派遣社員やその家族、およそ51万人が加入し、国内第2位健康保険組合「人材派遣健康保険組合が来年4月1日付で解散することが決定しました。企業と従業員が折半する保険料率が9.7%まで上昇することで見込まれる負担増を回避する狙いです。

加入者の大半は今後、主に中小企業が加入する協会けんぽへと移行する見込です。

同様に、生活協同組合の従業員と家族約16万4千人が加入する「日生協健康保険組合も解散を決めており、これら2つの健保が協会けんぽに移った場合、協会けんぽが支払った加入者の医療費のうち16.4%を負担しているの支出も年間120億円増加するとの試算が出されています。

 

■ 健保とは

そもそも健保とは何か、ですが、健康保険法に基づき国が行う被用者医療保険事業を代行する公法人を意味します。健康保険組合連合会に加入する健保組合は、2018年4月現在で1,389組合存在します。

目的は、スケールメリットを活かし、その加入者である社員や組合員の医療費や保険料を軽減するという福利厚生面での役目が大きいです。

たとえば協会けんぽにおける保険料負担割合は労使折半ですが、健保組合では事業主の負担割合を増加させることができます。既述のとおり、福利厚生面を充実させる意味で事業主の負担を50%以上とする組合も多いと思います。わたしが勤める企業もそうです。しかし、高齢化が進む中で、組合の負担する医療費が増加し、平成30年度の赤字組合は866組合、全体の6割以上となっています。

 

■ 福利厚生

就職情報大手マイナビが、2019年春卒業予定の学生を対象に実施したアンケート調査では、重視する点で「福利厚生制度が充実している」が14.3%でトップとなり、企業の規模や安定感などを抑えて重視されているという結果が出ています。

実際、わたしは新卒後、転職を経た現在も、一部上場企業に勤務していますが、休日取得なども含めた働く環境において、福利厚生制度の手厚さは実感します。

わたしは幸い健康で、医療費の面で健保にお世話になることはほぼ無いのですが、家族の医療費が掛かった同僚に聞けば、やはり健保の存在は助かると言います。

たとえば、とある同僚は子どもが甲状腺異常を持っており、医療費が嵩むそうですが、健康保険の対象であれば一般に、高額療養費限度での自己負担となりますね。それが、会社の健保によってさらに自己負担額が下がります。大手企業の健保のHPを見ると、毎月2万円~2万5千円が自己負担の限度で、国が定める高額療養費との差額は健保が負担してくれているのです。

加入者である社員・組合員にとっては、これほど助かる制度は無いでしょうが、反面、こうした充実した制度を持つ健保の場合、その収支が悪化する可能性も高まります。

 

■ 爺の戯言

加入している身として、医療費軽減の点で健保の存在は貴重だと感じます。

反面、もはや6割超の健保組合が赤字となっており、大手組合でさえも存続の危機に瀕していることは各種報道のとおりです。

少子高齢化が一段と進む中、社会保障制度の在り方も問われていますが、一つ思うことがあります。これら制度は、日本という国が、税金をもとに実施する制度です。

そうである以上、メリット享受の条件として、納税加入資格の厳格化は必須だと思います。外国人労働者でも、きちんと国内で働き、暮らし、納税していれば、安心して暮らせる環境を整えるべきでしょうし、日本人でも働かずに保護を受けている人はメリットを与えるべきではないでしょう。

日本社会の構造が変わりつつある中で、社会保障制度も限界を来しており、その在り方も変わっていくべきだと爺は思うのですが。

今日は何の日?~9月23日編~

9月23日 日曜日 今日は何の日?

 

おはようございます。

カレンダー上、今月2度目の3連休となった中日です。

 

9月23日 = 秋分の日

 

いつもは少し変わった記念日を見つけてくるのですが、今日は直球勝負です。秋分とは、昼と夜の長さがほぼ同じになることで、その秋分が起きる日という意味です。

さて、ここからがわたしが無知だったのですが、秋分の日は9月23日固定なのだと思っていました。違うんですね。40年以上経って初めて知るという恥ずかしい事態ですが、
毎年国立天文台が「秋分日」を含め作成する翌年の「暦象年表」という小冊子に基づき、施行年の前年に閣議で決定されて2月第1平日付の官報に政令「暦要項」に「秋分の日」として公告されるという手続で決まるものだそうです。

天文学の計算など、わたしに分かるはずも無いのですが、その計算の結果、1980年~2011年まではすべて9月23日が秋分の日となっていました。わたしは1970年代後半の生まれで、物心ついたのは1980年代ですから、秋分の日=9月23日と誤解したのも(自己弁護ですが)やむないかもしれません。

 

しかし、2012年以降、西暦を4で割り切れる年は9月22日が秋分の日に該当し、割り切れずに余りが出る年はすべて9月23日が秋分の日になります。今年は2018年、4で割れば2余るので、9月23日の今日が秋分の日となりました。

この計算式がエンドレスで続くかと言えばそうではなく、2044年を境に、2075年までは西暦を4で割って割り切れる年に加え、4で割って1余る年も9月22日が秋分の日となり、その他は9月23日が秋分の日に。

さらに2076年から2099年までは、4で割って3余る年以外すべて9月22日が秋分の日で、3余る年のみ9月23日が秋分の日になるそうです。

 

不死身の薬でも無い限り、その頃にはわたしは亡くなっているでしょうが、こうした計算式に則って秋分の日が変わっていたこと、まさに天文学な話だと思いました。

わたしにとっては、大好きなおはぎが出回る嬉しい時期でもあります。もちろんご先祖様の供養も心の中では忘れずに行っています。

 

以上、「今日は何の日?」でした。

気になるニュース 9月15日~9月21日

9月22日 土曜日 気になるニュース

 

おはようございます。

最近なんだか、太陽を見ていない気がします。せっかくの秋の3連休ですが、今朝も曇り空から小雨が降ってきています。早く本格的な秋になって欲しいものです。

 

■「バスと壁の間は数cm」(神戸新聞NEXT 2018年9月15日)

神戸市垂水区と言えば、明石海峡大橋も程近い神戸市の西部に位置します。ここでは通勤通学の足として路線バスが欠かせないそうですが、21系統あるという垂水駅発の路線のうち、1系統は極端に道幅が狭いそうです。

全長10mほどの大型バスでは曲がり切れないため、8mほどの中型バスが使われているこの路線の試乗記事です。最大の難所は中学校前停留所近くの曲がり角で、電信柱ギリギリに左折すると、民家との距離わずか数cmの道を、巨体が進むそうです。

大型二種免許を持つバスの運転手でさえも、教習で「怖い」と思う場所、それでも市民の足として欠かせないわけで、運転手さんのプロの技が支えているのですね。

前にも書いたと思いますが、わたしは小学校時代、バス通学でした。南四国特有の沈下橋(よく四万十川の映像で出ますね)スレスレを走ると、バスの窓からは川の上を走っているような錯覚にさえなりました。田んぼの畦道も、乗用車とバスの対向がギリギリのS字も、運転手さんは大きなハンドルと、長いマニュアルシフトを巧みに操って、安全運転してくれたのを覚えています。こうしたプロの技、やはり惚れますね。

 

■「北海道地震 政府、宿泊割引を全道対象に」(産経新聞 2018年9月21日)

今月6日未明、最大震度7を記録した北海道胆振東部地震が発生し、死者40名以上、負傷者も700名近くに上り、家屋の倒壊や土砂崩れなども多く発生しました。

3連休もあり、これからは紅葉シーズンを迎える北海道各地の観光地では、危険回避の意識が働き、旅行客のキャンセルなどが相次ぎました。同庁観光局の試算では、飲食等も含めた損失額は約292億円といいます。

観光も大きな収入源である北海道にとっては、大きな痛手です。そこで政府は、こうした甚大な災害が起きた場合に、復興支援策の一環として過去も実施した「ふっこう割」(名称は未定)を、北海道全域で実施する方針を固めたようです。

北海道に6年暮らした経験に基づく私見としては、観光に行っても危険はあまり大きくないと思っています。北海道は広いです。胆振地方東部で起きた被害の爪痕は、今も残っているでしょうが、たとえば震源地に近い主要都市・苫小牧と、道南の観光地である函館は、特急で約3時間掛かります。道路で考えれば、約280kmほどの距離です。

主要観光地でやや敬遠されるとすれば、登別温泉支笏湖周辺かな、と。もっとも、軽々に言えませんし、どこにいてもリスクと隣り合わせなので、注意は必要ですが。せっかくの秋の行楽シーズン、北海道に足を運んで、良さを堪能して欲しいです。

 

■「紀州犬 頭数激減」(毎日新聞 2018年9月16日)

ザキトワ選手が欲しがったことで、にわかに人気上昇となった秋田犬。国内飼育で根強い人気を誇る柴犬など、日本犬人気は高まっていますが、その中にあって危機感を抱いている犬種が紀州犬だそうです。記事によれば、頭数が激減しているのだとか。

1998年に発行された血統書は1,450頭でしたが、昨年は372頭と、1/4程度に減っています。頭数激減の理由は定かでは無いものの、高齢化や核家族化が進む中、飼育しづらいとして敬遠されている可能性があるとの見方もあります。紀州犬は洋犬や柴犬などに比べてやや大型であり、躾がきちんと施されていないと危険な側面も持っているのだとか。天然記念物紀州犬保存会では、2頭を和歌山公園動物園寄贈し、来園客に親しんでもらう取組を始めています。

来園者には好評を得たそうで、今後、その成果が出るか注目されています。

 

以上、今週の「気になるニュース」でした。

今日から3連休という方も少なくないと思います。お天気はスッキリしませんが、事故やケガには気を付けて、リフレッシュしてくださいね!わたしは仕事です。

マニアな小ネタの世界65 ビックリマン独り言vol2

9月21日 金曜日 マニアな小ネタの世界65

 

こんばんは。

今夜の「マニアな小ネタの世界」は、シリーズ化してしまったビックリマンチョコネタの第2弾です。前回は、悪魔界のドン・スーパーデビルを取り上げました。第3弾で、初の悪魔ヘッドとして登場したわりに、あまり人気が上がらなかったのですが、最近は”地味に”シークレットシールとして登場するなど、居場所を見つけた感があります。

 

そんなスーパーデビルよりもさらに地味かもしれないヘッドが今夜のネタです。

ビックリマンワールドの歴史にあって、最も古い時代(源層紀)に既に誕生していたヘッドの一つ始祖ジュラです。それを表すためか、第5弾までのヘッドが人間のカタチをしているのに対し、始祖ジュラ恐竜を彷彿とさせるデザインです。

始祖ジュラと言えば、聖神ナディアから将来の指導者となる子の教育を託されながら、その聖神ナディアが自分よりもシャーマンカーンをえこ贔屓していると思い、託されたブラックゼウス(闇の子)を体内に呑み込んでしまいました。

そして始祖ジュラ率いる悪魔たちが天使たちを攻撃し始めたのを見た聖神ナディアは、当時の世界(表層界)を、天使が住む天聖界と、悪魔が住む天魔界に分裂させたのでした。その際にできたカケラとして、お守が住む天地球という世界も誕生しています。

これが天聖界と天魔界の対立のキッカケですから、ある意味で始祖ジュラは、ストーリー上で重要な位置づけを担っていることが分かります。

 

 

そんな始祖ジュラが、重要であるとか、地味であるとかを言いたいのではありません。今夜言いたいのは、綺麗なシールが少ない点についてです。

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ネットオークションを見ても、ビックリマンを扱うショップを見ても、綺麗な始祖ジュラって意外と少ないです。同じ第6弾に、ビックリマンのスーパーヒーローであるブラックゼウスが存在したお陰で、ノーマルキラな始祖ジュラは”残念な”ヘッドとして、大した人気を得ることもありませんでした。

それでもまだ価値があった頃のヘッドなので、ぞんざいな扱いは無いはずと、自分の記憶を辿ってみて、綺麗なシールが少ない理由を推測しました。

 

仮に経年に準じてシールが傷むのであれば、第5弾のサタンマリアまでの方が劣化が激しいはずです。しかし、聖フェニックスやサタンマリアなど、第5弾以前は結構綺麗なシールが数多く存在します。理由はアイス版だと思います。

ご存知のとおり、アイス版はチョコ版の人気沸騰を受けて遅れて登場しています。端的に言えば、チョコ版とアイス版は、発売中の弾がズレていました。

チョコ版の人気過熱で、公正取引委員会が介入して、シール素材の通化と種類ごとの封入率の均等化を指示し、チョコ版人気が落ちたのはこのブログでも何度か書きましたが、その時期に発売されていたアイス版が第5弾でした。

一説では、アイス版第5弾も、当初はチョコ版と同様のサタンマリアが封入されていたものの、途中でチョコ版同様に素材変更を余儀なくされ、アイス版オリジナルシールへと移行した経緯があるようです。つまり、第5弾までは、過去のチョコ版と同一のキラがあったため、綺麗なシールが存在したのではないでしょうか。

一方で第6弾ヘッドの始祖ジュラは、当初から、アイス版はオリジナルシールです。したがって、チョコ版始祖ジュラとアイス版始祖ジュラが混在する事態があり得ません。アイス版は綺麗なものも多いですが、チョコ版に関しては、経年相応に傷みがあるシールが大半で、だからこそ綺麗に残っているシールをあまり見かけないのか、と。

 

上で掲載したシールは、トレードで入手したものですが、わたしがチョコ出しで今も保存しているのはこんな感じです。

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リフィルに入れて撮影したせいで、全体にスモークが掛かったようになっていますが、実物は四つ角がピンピンですし、裏紙もほぼ傷みありません。

これはノーマルで裏台紙は黄色なのですが、黄色よりも傷みが激しいとされる青台紙のレアバージョンで美品となれば、ショップでも40,000~60,000円という値付けがありました。地味キャラですが、スーパーデビルのチョコ版黄色台紙と同様、この始祖ジュラ青台紙の美品も驚愕の値付けになっています。

 

公正取引委員会の介入で、ヘッドの価値がガタ落ちしたわけですが、そのお陰でコレクターにとって入手困難な代物となったのが、この始祖ジュラの美品かもしれません。

 

当時チョコ出しで保存していた、小学生だった自分に感謝です。

おとなの学習帳5 書道

9月20日 木曜日 おとなの学習帳5

 

こんばんは。

日本の地域(地理)、漢字が各2回続いた後の、学校の授業で言えば5限目は書道です。

わたしは幼い頃に書道を習っていたおかげで、人並みな字は書け、郵便局員やお客様からも「字が綺麗ですね」と褒めていただくこともあります。綺麗だと思うことは無いものの、職業柄、誠実で仕事ができそうだと”誤解”いただくには足りる程度の字を書ける、とは思っています。そんなわたしに、どうすれば綺麗な文字が書けますか?と質問してくれる方がいます。何故わたしに?と思いますが、せっかく訊いてくれるので、せめてもと思いお答えすることが3つあります。

 

1 右肩上がりに書く

漢字もかな・カナもそうですが、右下がりで書くと締まりがありません。水平だと機械的で、勢いを感じません。右肩上がりで書くだけで、美しさ勢いが出ます。

 

2 漢字とかな・カナの大きさを明確にする

文章を書くと、漢字かな・カナが入り混じるはずです。そのとき、漢字は大きく、かな・カナはやや小ぶりに書くと良いです。それにより、全体にメリハリがつきます。どうしても漢字の方が画数が多くなりやすいので、全体に重量感が出ます。

 

3 筋を通す

わたしは横書きよりも縦書きを好みます。理由は、見る方にが見えやすいからです。子どもの頃の硬筆の勉強では、縦罫を中心線に見立てて文字を書いたりしました。横書きでは一つ一つの文字が独立しますが、縦書きでは筋(中心線)によって文字群に繋がり纏まりができてきます。縦の筋に沿って真っすぐ並ぶ文字群は美しいです。

わたしは姿勢が悪化し、背骨が曲がっていると自覚しており、1個ずつの文字が傾いていると感じると、敢えて縦罫のある紙に縦書きをして修正します。

 

この3つの基礎を押さえるだけでも、字が上手だと誤解させる効果はあると思います。もし少しでも綺麗に書きたいと思った方は、試してみてください。

ちなみにわたしが今、関心を持っているのは「伝筆」という分野です。綺麗で誠実そうな文字も良いですが、まるで絵画のような温かみを持つ伝筆もまた、心を伝える手段として有効だと思います。機会があれば、社会人講座で学んでみようと思っています。

歌謡曲51 徳永英明<カバー編>

9月19日 水曜日 歌謡曲51

 

こんばんは。

今夜の「歌謡曲」は、カバーブームを巻き起こした徳永英明さんです。徳永さんと言えば、ハスキー高音という特徴的な歌声が人気です。わたしはデビュー時からのオリジナルも好きですが、若い方にはカバーの人というイメージがあるかもしれません。

その人気のカバー曲シリーズ「VOCALIST」は6作を数え、シリーズ累計販売は300万枚を突破した一大シリーズとなりました。もちろん、過去にもカバーでヒットした作品は他にもありましたが、カバー作品ばかりを収録して一つのジャンルに仕立てた意味では、大きな功績だと言って良いのではないでしょうか。

 

元来、ヒット曲の多くは、オリジナルで認知されるわけで(ごく稀にカバーで初めてヒットするケースもありますが)、歌の上手さとは関係なく、その歌のイメージはオリジナルで成立してしまいます。結果、カバーしても、聞き手の中に出来上がった世界観を基準に聞くので、カバーは到底オリジナルに及ばないというのが一般的でしょう。

しかし、徳永さんのカバーを聞いていて感じることがあります。

まず選曲は、彼が持つセンチメンタルなイメージに沿った曲が多いと感じます。イメージに合った曲を選んだ結果、聞き手に受け入れやすかったのではないでしょうか。

また、女性歌手の曲を選んだのも特徴でしょう。同性の曲を歌うと、オリジナルとの比較になりますが、異性が歌えば違う土俵で戦えるので、”これもアリだな”と思います。そして男性にしては高音という彼の声質も、存分に発揮できるのです。

また、オリジナルに忠実に再現するのではなく、その曲の世界観を咀嚼した適度なアレンジを加えてアウトプットした新鮮味がある一方、クセの無い歌い方でくどさを感じさせなかったことも、良い結果に繋がったのだと思います。

 

かくしてカバーブームの火付け役となった「VOCALIST」の中で、わたしのお気に入りの楽曲を以下列挙していきます。

■VOCALIST

「駅」(オリジナル 中森明菜

作詞作曲の竹内まりやの曲と思われがちですが、元は竹内が中森明菜に提供した曲で、自身のセルフカバーでヒットしたものです。徳永さんのカバーはスローバラードなので、絶望的なほど暗くなっていますが、なぜか聞きたくなります。

「異邦人」(オリジナル 久保田早紀

これも「駅」に負けず劣らずの暗さですね。テンポをことごとく押し殺しているので、「子どもたちが 空に向かい 両手を広げ」が、助けを求めている暗黒の世界を想像してしまいます。

「時代」(オリジナル 中島みゆき

それでも暗い歌ばかりではなく、どこかほんわかした雰囲気があるのも徳永さんらしさです。元歌が味わい深い曲で、それを継承しているので聞いていて落ち着きます。

■VOCALIST2

「シングル・アゲイン」(オリジナル 竹内まりや

少しリズミカルにアレンジしてます。「駅」のアレンジとは違います。

「セカンド・ラブ」(オリジナル 中森明菜

と思ったら、やはり基本は暗めのアレンジもたくさん残っています。中森明菜や、作曲者である来生たかおの場合は淡々と進みますが、徳永さんの場合はかなり粘りを感じる作品に仕上がっています。

■VOCALIST3

わたしは全シリーズの中で、「VOCALIST3」が一番好きかもしれません。

「恋に落ちて~Fall in Love~」(オリジナル 小林明子

あまり大きなアレンジを加えず、原曲に近いカタチで歌っているのですが、小林明子の世界観を大きく崩さない、時代を超えた、まるで競作のような印象でした。PVもより凝ったものになっていますね。乙女チックというか。

月のしずく」(オリジナル RUI=柴咲コウ

原曲も悲し気な曲ですが、徳永さんはさらに暗さ全開で歌っています。スーパー銭湯で流れるオルゴール調のBGMくらい、まどろむような歌です。「黄泉がえり」しないまま眠ってしまいそうな印象を受けました。

「やさしいキスをして」(オリジナル DREAMS COME TRUE

ドリカムの元歌はイントロから吸い込まれるような切なさがあって大好きです。徳永さんの場合、表現が悪いですが、好きな人が亡くなってしまったかのような感じです。コチラもスーパー銭湯のオルゴール調BGMにピッタリきそうです。

「まちぶせ」(オリジナル 三木聖子)

かなり前の「歌謡曲」でも書きましたが、オリジナルの三木聖子、カバーでこの曲をヒットさせた石川ひとみ、セルフカバーで別世界を想像させた荒井由実(=松任谷由実)と3人別々の世界観だったところに、徳永さんは新たな世界観を作りました。

わたしはこの徳永さんバージョン好きです。アコースティックギターで始まる1番、そこにピアノが加わる2番、食い気味に歌う徳永さん、晩秋のイメージの曲、最高です。

■VOCALIST4

赤いスイートピー」(オリジナル 松田聖子

暗さから脱却し、オリジナルに近い曲調で仕上がっています。PVもそうですが、どこか心がほんわかする、徳永さんの優しい歌声に包まれる曲だと思います。

時の流れに身をまかせ」(オリジナル テレサ・テン

元歌が良いですよね。テレサの絶頂期を飾ったこの曲は、スローバラードですが、徳永さんのイメージによく合っていると個人的には思います。

■VOCALIST VINTAGE

なぜか「Ⅴ」ではなく、「VINTAGE」なんですよね。東日本大震災からの復興を祈り、戦後日本の高度成長を彩った歌謡曲をカバーしたそうで、「4」までとは趣向の違う選曲となっています。また、そうした趣旨から、アップテンポなアレンジも多く取り入れられていて、聞くと元気になれるものも多いです。

「夕月」(オリジナル 黛ジュン

原曲に比較的忠実な仕上がりです。原曲の良さを改めて感じました。

「ブルー・ライト・ヨコハマ」(オリジナル いしだあゆみ

VOCALISTシリーズの中でも屈指のリズミカルな曲調です。それにしても、「夕月」もそうですが、由紀さおりの「1969」(with ピンク・マティーニ)と選曲が被っているのは偶然なのでしょうか。

「虹色の湖」(オリジナル 中村晃子

オリジナルほど元気では無いですが、徳永さんのカバーの中ではかなり元気な歌い方です。こういう曲も歌うんだな、と意外に感じました。

「人形の家」(オリジナル 弘田三枝子

でもやはり、徳永さんにはこうしたバラード調がしっくりきます。昭和レトロなサングラスをかけ、マイクの前に立っているPVはいいですね。

■VOCALIST6

再び「4」までと同様な選曲に戻っています。が、徳永さんの持つ、良い意味での暗さが少し薄らいでしまった印象で、あまり好きな曲がありません。

強いて言えば・・・

「春なのに」(オリジナル 柏原芳恵

強いて言えば、ですよ。中島みゆきさんのセルフカバーの方が良いですが、卒業をイメージしたセンチメンタルな曲なので、その意味ではアリかな、と思います。

 

と、音楽に何も教養の無いわたしが、自分の印象だけで並べ立ててみました。

徳永さんは先日、軽度の脳梗塞で入院され、無事に退院されたそうですが、以前にモヤモヤ病も発症していますから心配ですね。早く元気に回復して、またあの徳永ワールドな歌声を聴かせてくれることを祈っています。

乗り物82 クルマのはなしvol1 トヨタの4C

9月18日 火曜日 乗り物82

 

こんばんは。

今夜の「乗り物」は、旧車では無いクルマの話題です。サブタイトルにつけたトヨタの4C”ですが、何のことかお分かりでしょうか?トヨタのセダン群の基幹車種です。

 CENTURY センチュリー

 CROWN  クラウン

 CAMRY  カムリ

 COLLORA カローラ

かつてはこれにCORONAなどもありましたが、現ラインナップで中心を担うのがこの4車種、いずれもアルファベットCで始まる名前が与えられています。

 

この4Cですが、ボトムエンドを担うカローラアクシオ)を除き、いずれも新型に切り替わって間がない状況です。モーターショーやディーラー、そして夏休みに実走している現車を見た中で、この3車への象が変わりました。

 

トヨタ最高級車であるセンチュリーの印象は、改めて”さすがだな”です。一般人が乗るクルマでは無く、到底買える代物でもありません。しかし、一目見てセンチュリーと識別できるデザイン、匠の技が存分に活かされた造りなど、トヨタのすべての結晶とも思える出来栄えは、クルマという移動手段では無く、芸術的とさえ感じます。奇をてらわず、熟成していく味わい深さのような、ずっと見ていたくなるような作品です。

 

良い意味で印象が変わったのはカムリでした。夏休みの高速道路でも現車がそれなりに走っていましたが、サイドラインとリアのデザインは、とした佇まいで、かつてのカムリが担っていたレンジよりも車格が一つ上がっている印象です。平たく言えば、高級感があります。車幅が1,825mmというのは、国内の道路での使い勝手としてはやや悪いかもしれませんが、ワールドワイドに展開するクルマですから、やむを得なかったのでしょう。それよりもやはり、ですね。品を備えれば、もっと良くなるはずです。正直、カムリがここまで良くなれば、噂されるMARK Xの消滅もやむなしだと思います。

 

一方で残念だったのはクラウンです。先代よりもスッキリした印象ですが、全体を見渡せばガチャガチャしています。リアのテールランプ形状はベンツを模したようですし、フロントは相変わらずガンダムチック、横も煩いです。カムリの方が落ち着いて見えます。CMでもニュルを走り込んだと言っていますが、そもそもクラウンというクルマの性質上、基本は国内専用ですし、攻めるクルマでも無いので、ニュルで鍛え抜く必要性を感じません。むしろ、カムリ以上に高齢で、成功した方が、ジェントルな雰囲気でスマートに乗りこなすべきクルマだと思っています。その伝統あるクラウンが、ドイツ車かぶれになっているのは、個人的には残念でなりません。

 

今後、カローラがモデルチェンジします。来年と言われていますが。カローラもまた、クラウンと同じユーザーの高齢化問題を抱えています。CG予想を見ていると、無理な若作りをしそうな気配がありますが、クラウンやカローラは、堂々と高齢者クルマであれば良いと思います。アクセルを踏んでもリニアに反応しない、足回りも固め過ぎない、シートも少し柔らかくする、スイッチ類もアナログチックな操作感を残すなど、今後さらに増える高齢者が使いやすいクルマにすべきではないか、と。

 

キャラクターを踏まえて筋の通ったモデルチェンジをしたセンチュリーとカムリ、どこか無理をして逸れてしまっているクラウン。今後が見えないカローラ

トヨタの誇る伝統的な4Cの今後は、どうなるのか、注目したいと思います。

なお、クラウンやカローラに批判的なこと書きましたが、乗れば良いクルマなのは間違いないでしょうし、気に入って購入された方には申し訳ありません。あくまで買えない人間のやっかみ半分な感想だと思ってください。